義母が50歳の時のクリスマスイブに誰にも言わず一人ひそかにキリスト教の洗礼を受けていたことを、29年前、61歳で亡くなる直前に義母自身から聞いた。
「50歳を迎えて私の人生を振り返ってみたら、自分を無にして夫と子どものための日々を過ごしてきた。自分の人生を生きてこなかったことに初めて気づいたの。改めて自分の残りの人生を神様の下で生きたいと思って」
曹洞宗の寺で生まれ、自らも得度をしていた義父には話せなかったようだ。
良妻賢母を絵に描いたような義母で、姑としても何一つ文句のつけようがなかったけれど、自身の内面では深く苦悩していたことを知った。当時3人の幼子を抱えていた私にはゆっくり話す時間はなかったが、もっと話をしたかったと今しみじみと思う。
時々、ふと思い出して母の好きな賛美歌を口ずさむことがあるが、ここ数年、義母のクリスマスイブを素通りしてしまっていたことに気づいた。
12月の始めにクリスマスオーナメントを飾った。
いつも気ぜわしく毎日を送っていて、年末はお正月を迎える準備をするのがやっとだったから、クリスマスの飾りを楽しむゆとりがなかったので本当に久し振りだ。
友人の手作りやお土産にいただいたもの、旅行した時などに買った小さなものばかり。手持ちの中からいろいろ整理をして気に入ったものを選び、娘と一緒に飾り付けを楽しんだ。
今晩、家にもサンタさんは来てくれるでしょうか?

フェルト生地にアップリケ。ビーズ、スパンコールで飾った友人の手作り。27~8年飾っている。

30年我が家にいるろうそくのサンタ3人。左は松ぼっくりに色を着け金と赤のビーズを貼り付けた私の手作り品。

ヘルシンキの雑貨屋にあったサンタ。松ぼっくりに綿をつけ、帽子をかぶせたもの。

背丈5cmほどの陶器製の聖歌隊。表情が愛らしい。

小さいほうは背丈1.5cmのミニサンタ。10年前スウェーデン・マルメの雑貨屋で買った台湾製。

ベネチア土産のガラスのツリー。

HOLME GAARDの96年・97年のイヤーボトル。
最近のコメント