« 町会長急逝 | トップページ | NPOと行政の対話フォーラム »

2008年2月18日 (月)

庄内の美しいハート遊佐町の友人。

農民詩人の星寛治さんが”庄内の美しいハート”と表現した、鳥海山の山形県側の麓に広がる遊佐町。生活クラブ生協が最初に提携した米の産地であり、町の環境保全の取り組みが雑誌やテレビなどでもよく紹介されています。今冬は積雪1メートル近くになっていて地吹雪も多いといいます。

私は夫と一緒に毎年のように遊佐のOさん宅を訪ねます。友人も誘って。

我が家で毎日食べている美味しいご飯、そのお米のつくり手であるOさんご夫婦は、無農薬の米づくりを実践しています。3月に稲の苗床作り、5月の連休ごろに田植え、6月、害虫駆除の鴨を田んぼに放つ。夏の間は6品種に及ぶだだ茶豆を栽培、晩生の品種の収穫が9月半ばに終わるとすぐに稲刈り。9月の末からはOさんが組合長をしている漁協の鮭の孵化事業が始まり、自宅近くの升川に遡上する鮭を採捕・受精・孵化させ、放流する3月までの1年間、ほとんど休みなし。

Oさんご夫婦は、こうした仕事の合間に鳥海山からブナの種を拾ってきて自宅の畑に植え、15センチほどに成長したブナをまた鳥海山に植えに行く運動に参加。
また米、だだ茶豆、鮭の孵化事業に関係する勉強に各地を飛び回り、研修に来る人たちを受け入れる。
O夫人はイタリアへスローフードの研修に出掛けたり、若い農業者に向けた講演会の講師として招かれて話をし、国の農業政策への提案もする。
さらにその合間に癒しを求めて東京などから来る知人を自宅に泊めて接待するなど、その生き方、日常の生活に圧倒されます。

来月、Oさんご夫婦に待望の初孫誕生の予定。


写真は一昨年の10月に遊佐を訪れたときのもの。こんな小さな川に多い日には2000尾の鮭が遡上。しかし昨秋はとても少なかったそう。地球環境の異変を鮭も警告しているようです。


Pict0031

Pict0033


この日の前夜、たくさんの鮭が上ってきていると聞き、採捕場まで見に行った。暗くて姿は見えなかったが、バシャッ!バシャッ!と鮭の跳ねる大きな音が月明かりだけの静かな夜にこだましていました。

今年度の孵化計画量に達した鮭が採捕されて、お願いしていた「いくらのしょうゆ漬け」と「鮭の燻製」が昨日、Oさんから送られてきました。環境保全優先で、「いくら」を売ることは量にゆとりが出たらの話です。でも市販品ではちょっとお目にかかれない添加物なし、とろけるような美味しさの逸品なのです。

2008_02_18_20080217_002


2008_02_18_20080217_006

源右衛門の鉢に盛ると、赤い色がいっそう鮮やかに映えました。


|

環境保全」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/191951/40175600

この記事へのトラックバック一覧です: 庄内の美しいハート遊佐町の友人。:

コメント

お~!美味しそうなイクラ~!コレステロールは気になるけど大好きです~!美味しいお米とイクラを想像したら急に食べたくなってしまいましたよ~!

投稿 pinalili | 2008年2月19日 (火) 11時43分

美味しいのよ!
よく11月を過ぎて採捕されたいくらは硬いと言われますが、それは間違いで、何か技術があるのだそうです。

何と4キロ800グラムも届いたのですよ

近かったら、おすそわけできるのにねえ。

投稿 服部幸子 | 2008年2月19日 (火) 13時38分

コメントを書く