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2006年1月 1日 (日)

新しい公共を創る

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Npo_01市民の行う公共・公益活動推進条例の制定に向けた区民との意見交換会が行われるなど、区の市民活動を推進する仕組みづくりは、いろいろと模索しながらようやくここまできました。市民の行う活動の推進の目的は、決して行政サービスを肩がわりする活動の促進ではありません。重要なことは「市民やNPOなどの市民団体、行政がお互いに理解を深めながら対等の関係で協力・連携し、新しい公共をつくり出していく」ということだと考えます。区民ニーズをもとにこれまで独自に取り組んできた多様な活動を、公共サービスとしてどのように位置付けていくのか、さらに「NPO・行政の協働」や「新しい公共サービス」をどのように創り出し、その担い手についてどのように考えていくのか等、いろいろな立場の人たちが一緒に考え、議論する場をもっとつくっていくことが必要だと思います。今、市民も行政も、時代の求める発想の転換が求められています。


Npo_04_1中野区でも今年4月から図書館の業務の一部のNPOへの委託が始まりましたが、全国初のNPOが管理運営する図書館、山中湖情報創造館を見学しました。本の貸し出しを24時間受け付けるなど、住民・利用者の立場に立った「ライブラリー」を目指しています。開館時間は朝9時半から夜9時までですが、電話やメールで借りたい本を伝えておけば、いつでも希望の本を貸し出し用ロッカーから受け取れるようになっています。本の貸し出しは自動の貸出機を使い、スタッフはその分、利用者の相談や他の仕事ができるのだそうです。スタッフは全員司書の資格は持っていますが経験はないので、既存図書館の先入観がない分、新しいライブラリーをつくるのにはいいようです。利用者が手続きをしないで、本を持ち出すと出入り口にあるセンサーが作動してブザーが鳴ります。書架には山中湖中学校の生徒が小林是綱館長と一緒に選書ツアーと称して新宿紀伊国屋書店へ買い付けに行って選んだ2000冊を超える図書も並んでいます。他では見られない利用者本位の新聞閲覧コーナーは館長考案のもの。また子育て中の親へこんな呼びかけもしています。「図書館デビューはいかがですか?保育園前の小さなお子さんも歓迎。図書館は親どうしの出会いの場でもあるのです。」
 突然の訪問にも気持ちよく時間を割いて案内してくださった副館長の丸山さんは「無料貨し本屋ではなく、地域の情報拠点として情報を料理して発信していきたい。半年後、1年後にぜひまた来てください。きっと今より成長していますから。」など、新しい情報創造館の未来を語ってくれました。

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