第1回定例会
新たな時代に対応した03年度予算を可決
一般会計予算888億5100万円 前年度比1.4%増
4月の改選を控え、今期最後の議会である第一回定例会は2月19日から3月14日まで開催されました。今年度補正予算、03年度予算、組織改正条例、区長と特別職の給料削減条例、産業まちづくり調査会条例など、新しい中野をつくる田中区政の方向性を示した議案全てを可決しました。
区財政の危機的な状況は依然として変わっていません。来年度は歳出をさらに減らす一方、中野のまちの将来を見据えて財政の再建をし、新しい地域社会の実現に向けた第一歩を示した田中区長編成の初めての予算です。
これまでのように全ての分野の事業を一律に削減するのではなく、新たな時代に対応した事業を緒につけるための具体的な予算が重点的に計上され、非常に厳しい財政状況の中でも投資的経費を捻出するなど、田中区政の目指す方向が示されています。
今後、予算執行にあたっては中野区としての主体性を前面に出し、徹底した情報開示と手応えのある市民参加によって区民に分かりやすく、区政の方向性を強力に打ち出した取り組みを進めていくよう求めていきます。
■03年度予算の特長
・社会福祉法人への委託で福祉サービスを拡充
4月からの支援費導入に向け、24時間相談できる障害者支援センターの開設。
痴呆性高齢者グループホームを併設した特別養護老人ホーム開設。
・江古田の森整備
今年度補正予算で保健福祉施設建設予定地周辺の貴重な樹林帯約4haを国から50億円で購入。国・都からの補助金と区の借金が財源。また1haを中野区土地開発公社から41億5000万円で買い戻し、老人保健施設、特養ホーム、身体障害者療護施設、知的障害者入所更正施設などを建設する。4月に実施方針を公表し、04年PFIによる事業者選定、05年工事、06年開設の予定。
・子育て支援
私立保育園に延長保育と障害児保育のための補助金をつける。病後時保育を乳児院に委託して開始。育児不安の親と子の体験学習、中・高生に子育て体験の機会を提供。
・NPOとの協働
NPO・自主団体支援条例制定を視野に入れたNPO支援方針を策定。NPOへの区民理解促進のためにNPOフォーラム開催。
・産業まちづくり
意欲のある個人、法人の創業・転業支援。公募による選定で空き店舗活用、資金の斡旋などを行う。
・住民基本台帳ネットワークシステム
再接続した場合のシステム開発やカードの購入費。
この予算は問題があり、再接続の判断基準を明確にする必要がある。
国へ意見書提出
イラク情勢を巡る査察継続に賛成し平和解決を求める国への意見書を全会派一致で提出。
サンプラザ取得 4月に方向を示す?
マスコミでも報道され、区民の大きな関心事であるサンプラザ売却問題。昨年8月に区は厚生労働省の第三セクター、雇用・能力開発機構からサンプラザ譲渡の打診を受け、
検討中です。これまでの協議では土地・建物の評価額の50%減額、つまり50億円の価格が提示され、10年間はこのままの運営、正規職員全員の再雇用などの条件がついています。国の行政改革のツケを中野区民に押し付けてくるのはおかしな話です。未だ23区最悪の財政状況にある中野区が区民の税金を使って買うことは難しく、区は民間の資金で買うことを考えています。4月11日に予定されている総務委員会までには方向性が出されるようです。
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